記録ノート

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きいてみよう!わかるセミナー「親亡き後問題に親ができること」を開催いたしました。

2012.12.03

11/24(土)にきいてみよう!わかるセミナー「親亡き後問題に親ができること」を開催いたしました。

10数名の方にお集まりいただき、後見制度や相続についてのお話などをきいていただきました。

障害者の親御さんの他にも、施設を運営されている方などにもご参加いただき、ご質問やご意見なども積極的にやり取りしていただけました。
予定時間もオーバーしての有意義な時間となったと感じておりますが、参加者の皆さまいかがでしたでしょうか?

その中で親御さんから「親が、どんな良い後見人を見つけて後見をお願いしておいたとしても、本人(障がい者)は、親亡き後に何か困ったことがあっても自分で連絡もできない」このようなお話をしていただきました。
親が障がいのある子供のために何をしておけば良いのかと、色々なことを考え、調べて実行したとしても、それが本当に子供のためになるのかはわからない。親がしたことが、どのように活用されるのかはわからない。
その疑問にはどこも答えをくれないし持っていない、といった現実が良く伝わってきました。
 
私たちOGKのスタッフは親亡き後問題は障がい者を家族にもつ人達の個人的な問題ではなく、社会全体が抱える問題だと認識しているのですが、 行政をはじめ、普段障がい者と関わりがなく暮らす人々には、なかなか伝えにくい、伝えてもわかってもらえない問題だとも感じています。

これからもこの親亡き後問題を広く周知するため、そして障がい者のご家族がより良い対策をしておけるようにサポートできるようスタッフ一同努力してまいります。

最後に、今回のセミナーを開催するにあたり後援をいただきましたサンスクエアさま、長時間にも関わらず最後までお話をお聞きいただいた参加者の皆さま、ありがとうございました!

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